外壁劣化の放置が家の寿命を縮める理由と、劣化の状態による最適な対処

あなたと家族が生活する大切な家。その家を雨風から守ってくれているのが外壁です。雨風だけでなく太陽からの紫外線や熱を遮断する役割も担っています。毎日それだけの役割を果たしている外壁ですから、年月の経過とともにどうしても塗料が剥がれてしまいます。

しかし外壁の塗装は足場を組んだりして大がかりなため、時間もコストもかかります。そのため、つい「まだ大丈夫かな」と先延ばしにしてしまいがちです。たしかに劣化があまり進んでいなければ「経過観察」という判断もありえますが、その判断は難しいものです。

そこで外壁を塗装(リフォーム)する時の目安や料金相場、そしてどんな業者に頼んだらよいのかをお話します。

外壁の劣化を放置した時にどんなリスクがあるか

塗装の劣化は必ず起きてしまう

前述したように、外壁の塗装(塗料)は様々な要因から、24時間365日、家を守ってくれています。そんな外壁の塗装ですから、経年劣化してしまうのは当然といえば当然のことなのです。

メンテナンスをしないと家の寿命が短くなる

外壁の塗装(塗料)の劣化を放置してしまうと、風雨や直射日光を直接受けることになります。それまで外壁の塗装が果たしていた「防水機能や耐熱機能」が損なわれます。

雨漏り・雨染み

雨水が壁に直接染み込んでしまい、室内の壁に雨染みができたり、雨漏りがしてしまいます。

冷暖房の非効率

夏の直射日光や冬の寒気を遮断する機能が衰え、冷暖房が非効率になります。

ひび割れ

外壁にクラック(ひび)が入りやすくなります。クラックが大きくなると雨漏りや雨染みが発生してしまいます。

建物内部の腐食(耐震性低下)

風雨にさらされることにより、内部の腐食を招きます。建物を支える部分が腐食すると耐震性も失われてしまいます。

外観の見栄え

やはり家の外観はきれいな方が、毎日気持ちよく生活できますね。

外壁塗装や屋根の塗り替え時期の目安

放置すると家が傷んでしまいます!

建物は時間が経過するにつれて少しずつ劣化していきますが、5年~10年で劣化が目立つようになります。

特に外壁や屋根といった建物外部の部材は、雨や紫外線に直接さらされているため他の箇所よりも劣化が早く進みます。それらを放置すると防水性が落ちてしまい、浸水や雨漏りの原因になります。

ずっと安全・快適に暮らすために、入居から5年~10年を目安に外壁の塗装などメンテナンスを検討しましょう。

外壁表面の塗膜が手につく

外壁を触ったとき、手に粉状のものが付着することはありませんか?
これはチョーキングという症状で、塗装面が劣化して塗膜が粉状になって剥がれてくることがあります。
このような状態になると表面の防水性が落ち、お部屋の壁に染みができたりすることもあります。

チョーキング
チョーキング

シーリング(外壁の繋ぎ目)の隙間

外壁の繋ぎ目を埋めているものをシーリングといいます。
このシーリングは、一般的には5年以上経過するとだんだんと劣化してきます。劣化すると収縮やひび割れが起こり、やがて隙間がでてきます。
これを放置すると雨水が入って建物が傷んだり、お部屋の中に雨水が入ってくることもあります。

シーリング隙間
シーリング隙間

ベランダ、バルコニー床面の塗り替え時期について

ベランダやバルコニーの床面は防水処置がしてありますが、その塗装面が劣化すると「ひび割れ」などが出てきます。
ひび割れが内部まで貫通していると、そこから雨漏りしたり、下の階の天井に雨染みができたりします。

バルコニー
バルコニー

屋根材の塗り替え時期について

屋根も年月が経過すると塗装面が劣化します。※目安:5年~10年
劣化すると色あせや色落ちが生じ、日が当たらない場所にはコケも生えてきます。
また金属の部分(棟部の鉄板)などは錆びたり腐食したりすることもあります。

屋根色落ち

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